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【基礎知識】スコヤの種類

2018年10月12日

こんにちは、大谷です!

今回は前々回の続きです。
スコヤの種類についてまた坂口さんに聞いていきたいと思います!

 

先生今回もよろしくおねがいします!

スコヤというと、あの直角L字型しか思い浮かばないのですが・・・

他にどんな種類があるのでしょうか?

 

 

え゛~~っ!!種類によっては専門外なんやけど・・・

よろしくお願いします!

 

ざっくりとした説明でよければ・・・

一般的なスコヤは直角L字型の「完全スコヤ」というものですね。

その他にも「止型スコヤ」「止型定規」「自由スコヤ」「プロトラクター」などがあります。

 

 

 

【止型スコヤ】

       

内角が45度、135度、90度、90度の台形になっています。

長辺が台のものと、短辺が台のものがあります。

45度や直角の正確な確認や墨付けや、

様々な内側の窓も墨引きに利用できます。

 

 

 

【止型定規】

            

内角が45度と135度の平行四辺形の定規です。

一辺は厚みのある台状で45度の確認や墨付けに使用します。

止型スコヤと同様に様々な内側の窓も墨引きに利用できます。

 

 

 

【自由スコヤ】

        

図面や現物の角度をうつす為だけの専用具です。

内側、外側、両方の角度を取ることが出来ます。

片方のサオはスコヤの台のように厚みがあるので、

材料の側面に密着させて墨線を正確に引くことが出来ます。

 

 

 

【プロトラクター】

実はプロトラクターも自由スコヤの仲間やねん!

Protractor は、日本語に訳すると分度器です。

分度器の中心を回転軸の中心とした直定規が付いているので

角度が測定しやすく、また目的の角度のケガキ、墨付けが出来ます。

 

 

 

スコヤはシンプルな測定工具だと思っていましたが奥が深いですね。

90度以外にも様々な角度を正確に確認できるのですね。

 

 

でも俺ホンマに専門ちゃうねん!

前回に引き続き坂口先生ありがとうございました!

 

 

 

 

 

   

 

 

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